2022.04.29 名古屋市消防局消防研究室からファイテックに感謝状を贈呈

名古屋市消防局消防研究室からファイテックに感謝状を贈呈

左から株式会社ファイテック 林 富徳社長、名古屋市消防学校 消防司令長 近藤 清隆

12月3日、名古屋市消防局消防研究室に超音波カッターを寄贈し、寄贈に対し感謝状の贈呈式が行われました。

近年問題視されているリチウムイオン電池からの火災などの電気火災は、年間約5,000件も発生しています。(令和2年総務省消防統計より)今後のモビリティ産業の電気自動車化など、人々の生活も電気を中心とした社会へ変化し、その中で火災はさらに複雑化しています。

東京消防庁の「令和2年版火災の実態」では、リチウムイオン電池関連の製品からの火災が年々増加していると報告されています。リチウムイオン電池による発火や、コンセントからの発火は、樹脂の部品が熱で溶けて貼りついてしまうため、出火原因の特定が困難です。

このような変化している火災問題に対応するために、従来の機材よりも精密な作業が行える超音波カッターによって正確かつ効率的な鑑識業務を行うことで原因の追究が可能になります。火災の発生原因を調査し、火災の対策を考え、そして予防へとつながります。(株)ファイテックが名古屋市消防局消防研究室の活動を支援し地域社会に貢献することを目的として今回の寄贈が行われました。

火災から一人でも多くの人命を守り人類社会に貢献することがファイテックの企業理念です。弊社の製品を買って頂いていたお客様から頂いた利益は、社会に貢献するために預からせて頂いているという考えを常に持っています。火災で亡くなる命を少しでも減らせられるように、今回の寄贈で微力でも貢献できることを心から嬉しく感じています。これからも社会のために貢献していく企業でありつづけたいと考えています。


株式会社ファイテック 代表取締役 林 富徳