ことし7月、札幌のマンションで火事を起こし、住人4人を死傷させた罪に問われている男の裁判で、札幌地裁は禁錮2年6か月の判決を言い渡しました。
7月、札幌市西区二十四軒のマンションで起きた火災では、マンションに住む男性2人が死亡し、2人が重傷を負いました。
橋本学(はしもと・まなぶ)被告(41)は、部屋にごみが散乱した状態で、たばこを吸うために火をつけたマッチを落として火事を起こし、4人を死傷させた罪で、検察に禁錮3年を求刑されていました。
23日、札幌地裁は散乱したごみに引火すれば大きな火災になることは予想できるとして「過失の程度は誠に重大」と指摘。「被害結果は重大であるが、被害者やその遺族に対して何らの慰謝の措置も講じられていない」などとして、禁錮2年6か月の判決を言い渡しました。
以上、北海道放送ニュースより抜粋